バックポジションでは、
確実に一本を取りたいですよね?
本日のテクニック
ダンテ・レオン先生による
バックアタックです。(Dante Leon)
極め力が強く、レスリング力も強い
ダンテ先生です。
ADCCの本戦にも出場している
実力の持ち主です。
グラップリングではありませんが
私はダンテ・レオン先生の試合で
柔術の試合にとても好きな試合があります。
相手のトミー・ランガカー先生と
ダイナミックな動きが多い試合です。
とても大好きな試合です。
今回はバックアタックを紹介します。
ダンテ先生は
バックテイク&アタックの教則も
販売しています。
スタンドバックから崩して極めるまで。
シンプルに大切なポイントが
まとめられています。
ぜひご覧ください!
テクニック詳細
詳細な手順を説明します。
各動画に関してもう一度見たい場合は
動画下に記載の時間を参考にしてください!
よろしくおねがいします。
Step1. スタンドバック
相手の背中で腕を組んだ状態の
スタンドバックからスタートします。
この時、注意することは2つあります。
まず、自分の腕にアームロックを
取られないように注意します。
クラッチをタイトにして、
相手の胴と自分の腕の間に
スペースを作らないようにします。
–動画 00:50開始–
頭の位置も大切です。
相手の脇下にいれてしまうとヘッドロックを作られてしまいます。
そのため相手の肩の後ろあたりで
相手の動きについていくようにします。
Step2. 相手の倒し方
スタンドバックで
相手をコントロールする方法は、
Step1で分かりましたか?
次は相手を倒して
バックポジションを取りましょう。
ダンテ先生の倒し方は非常にシンプルです。
–動画 01:15開始–
これだけです。(笑)
なぜこんなにシンプルなのでしょうか?
まず、足を踏むことが
相手がバランスをとるのを防ぐ
ストッパーとなります。
そして倒したい方向に体重をかけて
方向付けをします。
最後に相手と一緒に倒れることで
全体重がかかります。
相手はバランスをとれず、
耐えられなくなり倒れます。
原理原則を考えると、
こんなにシンプルになるんですね!
倒した後にポイントがあります。
–動画 01:40開始–
もし、上の脇をコントロールできていないと
相手に肩をズラされてエスケープされてしまいます。
そのため、
上の脇のコントロールは必須です!
上の脇をコントロールしたのちに、
反対の腕で首をコントロールします。
–動画 02:00開始–
Step3. バックポジション
倒してから相手を逃がさないポイントは
いかがだったでしょうか?
次はバックポジションを取る手順です。
まず、膝を相手の頭の後ろに差します。
そして両腕で相手を引き上げます。
ここでポイント!
–動画 02:25開始–
相手を引き上げたら、
足のフックを作りましょう!
相手に対して上の足からフックを入れます。
このとき足を大きく回すのではなく、
まずは膝を寄せてから小さく回します。
ここも今日のポイントの一つ!
–動画 02:50開始–
そのまま反転して、
反対の足もフックを入れます。
これで柔術では
4点が取れるバックポジションですね。
バックポジションを取れたら、
脇下を通した腕で相手の腕をつかんで
バックチョークを狙います。
相手が最後の足を入れるのを
防いでくるときがあります。
でも、安心してください。
すぐに対処できます。
相手の腕ごと、足で巻きます。
–動画 04:15開始–
こうすることで
自分:両腕・相手:片腕の勝負になります。
いわゆる2on1と呼ばれる形です。
2on1ができると、
簡単にバックチョークを
極めることができます。
ダナハー一門が
よく使用するテクニックですね!
最後に
スクランブルからスタンドバックを
作ることができたら狙いたいですね。
シンプルな手順ですが、
相手をコントロールするために
必要なエッセンスが凝縮されています。
グラップリングの動画ですが、
柔術にもぜひ落とし込んでみて下さい!
バックポジションをしっかりとって、
極めて勝ちましょう!
最後までご覧いただき、
ありがとうございました!
参考
ダンテ・レオン先生のSNSは以下の通りになります。
Instagram:
ダンテ・レオン先生の教則は
以下の通りになります。
BJJ Fanatics/バックアタック
BJJ Fanatics/ダンテ・レオン
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