バタフライガードを練習する前に、
かならず見ましょう!
本日のテクニック
寒河江寿泰先生(ニンニン柔術チャンネル) @Toshiyasu_Sagae による
バタフライガードでパスされないコツを
説明した動画です。
本日は寒河江先生が運営されている
ニンニン柔術の動画になります。
寒河江先生のテクニックは
いつも分かりやすく
筆者も愛用しているチャンネルです。
特に寒河江先生は
足関節技に関する知見が深く、
とても参考にさせてもらっています。
ノーギのテクニックを
解説するチャンネルって、
日本語では意外と少ないですよね。
もし、まだチェックされたことがない方は
登録してみてください!
今回はバタフライガードの動画を
紹介します。
柔術着をつかむスパイダーガードなどが
使えないグラップリングでは、
必須のガードポジションです。
どうすればパスガードされないのかを
丁寧に説明している動画になります。
すぐに実践できるポイントが多く、
練習しやすい動画なのでぜひご覧ください!
テクニック詳細
詳細な手順を説明します。
各動画に関してもう一度見たい場合は
動画下に記載の時間を参考にしてください!
よろしくおねがいします。
Step.1 バタフライガードとは?
バタフライガードってどんなガード?
相手の股の間に両足で
フックを作るガードだよ!
フックガードとも呼ばれます。
マルセロ・ガルシア先生や、
アダム・ワドジンスキ先生が
有名だよ!
マルセロ・ガルシア先生
アダム・ワドジンスキ先生
寒河江先生はノーギで説明していますが、
もちろん柔術でも使えるガードです。
Step.2 相手が膝立ちのとき
5つのポイントがあります!
- 脇を締める
脇が空いていると、
相手に脇を差されて寝かされてしまいます。
背中がマットについてしまうと
相手の両足にかけた
フックの力が激減してしまいます。
問答無用パス(トライポッドパス)で
パスガードされてしまいます。
そのため、
脇を締めて差されないように
注意しましょう!
–動画 00:40開始–
- 膝を開く
膝を閉じてしまうと、
足を横に倒される可能性が高くなります。
足を横に倒されるとスマッシュパスで
パスガードされてしまいます。
これは先ほどと
同様にフックの力が激減するためです。
そのため、膝は閉じないようにしましょう。
- 前傾姿勢
なぜ後傾してはいけないのでしょうか?
–動画 01:00開始–
骨盤が後傾してしまうと
以下のデメリットが考えられます。
前傾になっている方が動きやすく、
寝かされる心配もありません。
寒河江先生のようにしっかりと前傾して,
相手と向かい合いましょう!
- 顎下に相手を入らせない
これはバタフライガードは
相手の内側や下に入ってアタックする
ガードポジションだからです。
バタフライガードは両足のフックを使って、
相手と一体になります。
そのためフックガードは、
内側もしくは下を
死守しなくてはいけません。
–動画 01:40開始–
相手に顎下の位置に入られてしまうと
フックを効率よく使えなくなり
フックガードの長所が潰されてしまいます。
そのためむしろ自分から
相手の顎下に入るようにしましょう!
どういうタイプの相手は
特に注意すればいいですか?
寒河江先生は、
密着系のパスが得意な人は
要注意です!
と、説明しています。
密着系のパスガードも
バタフライガードと同様に
相手の内側や下を制して
パスガードを狙います。
そのため、以下のパスガードが
得意な人に要注意です!
- 頭を寝かせない
そして、最後のポイント!
頭が寝てしまうのはNGです!
–動画 02:15開始–
顎下に入ることを意識しすぎて、
頭が寝ないようにしましょう!
頭が寝てしまうと
ギロチンやガブリなどの展開に
なってしまいます。
この状況はかなり辛いです。
頭は上げた状態で、
相手の内側をコントロールすることを
意識しつづけましょう。
Step.3 スイープを成功させるコツ
スイープする際のポイントは2つあります。
なぜこの二つが大切なのでしょうか?
それはスペースを無くすことが
大切だからです。
かかととおしり、膝と胸が離れてしまうと、
スペースが出来てしまいます。
相手はこのスペースを狙って
パスガードを仕掛けてきます。
そのため、スイープするときは
踵とお尻、膝と胸を近づけて
絶対に離さないようにしましょう!
–動画 03:40開始–
フックスイープの時も
ガードキープと同様に、
相手に内側を制されないことが大切です!
Step.4 相手がスタンドのとき
相手がスタンドのときは2つのポイントがあります!
- 前傾姿勢
ここでも必ず後傾姿勢はNGです。
もし、相手のプレッシャーが強い場合は
下半身を下げて距離をキープします。
おしりだけ下げるイメージです。
–動画 04:40開始–
このとき膝を押さえながら、
お尻を下げると良いです。
- シントゥシン
相手が近づいてきたときは
シントゥシンを作ります。
シンフックで跳ね上げて
ワンレッグXなどを狙います。
ワンレッグXは
足関節技につなげやすいポジションです。
この動きがスムーズにできると、
足関節技を仕掛けるチャンスが増えます!
逆にシントゥシンから
直接首などの上半身を狙うのは
あまり得策とはいえません。
やはり、下半身を狙った方が良いです。
上半身を狙うタイミングって、
本当にないの?
実はあります、、、
寒河江先生は、
シントゥシンを嫌がって
腕が出てきたときに
アームドラッグなどで
上半身を狙う!
と、説明しています。
ここで注意点!
なぜ相手の方を見て、
頭を上げなくてはいけないのか?
それは頭を下げてしまうと、
ギロチンをもらうからです。
しっかりと相手の方を見て
頭を上げましょう!
また、肘と脇を締める理由は
キムラを防ぐためです。
またシントゥシンと反対側の腕が
身体から離れてしまうと
キムラを取られてしまいます。
肘を下げて脇を締めることも
忘れずにしましょう!
–動画 06:00開始–
最後に
今回は寒河江寿泰先生の
バタフライガードの動画を紹介しました。
足関節技と相性が良いバタフライガードは、
グラップリングにおいて練習しない手は
ないと思います。
冒頭でも述べましたが、
この動画はすぐに実践できるポイントが多く
練習しやすいと感じたため紹介しました。
相手のパスガードを防いで、
バタフライガードを
強固なものにしましょう!
最後までご覧いただき
ありがとうございました。
参考
寒河江先生のSNSは以下の通りになります。
YouTube
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