本日のテクニック
金古一朗先生(@ichirokaneko)による
スパイダーガードからのスイープです。
今日はスパイダーガードから
相手の下に潜るスイープです。
金古先生といえばスパイダーガードです。
日本でトップレベルの使い手です。
スパイダーガードを使う人で
参考にしていない人は
いないのではないでしょうか？
以下リンクは金古先生のスパイダーガードの教則動画になります。
今回、紹介してくださるスイープは
金古先生も白帯のときに覚えた
超基本的なスイープです。
みなさんも一度は練習したことが
あるのではないのでしょうか？
そんな基本的なスイープを
日本トップレベルのスパイダー使いは
どのように使うのでしょうか？
テクニック詳細
詳細な手順を説明します。
各動画に関してもう一度見たい場合は
動画下に記載の時間を参考にしてください！
よろしくおねがいします。
Step1. スパイダーガードのセット
まず正座ベースの相手からです。
両袖を掴んだスパイダーガードを作ります。
両袖は袋取りで掴みます。
キックスパイダーは
相手の二頭筋にしっかりと当てます。
キープする際は非対称な形が大切です。
片方は伸ばして、反対は曲げる
このときのおしりの動きが
スパイダーガードのキモですね！
両足を同じように
伸ばしたり曲げたりした対照な形は
足を落とされたり、担がれる可能性大です。
注意してください。
Step2. vs正座ベース
まず正座ベースの相手です。
曲げている側のキックスパイダーを外して、
相手の腰のラインに横に当てます。
そのまま相手に近づいて足を掬います。
このとき残っている足で
相手を遠ざけることが大切です。
金古先生は
“時計の針のように”
と説明しています。
そうすると相手が前のめりになり、
自分の上に体重が乗ったとき相手を返せます。
掬った腕を大きく上げて返します。
返した後はニーオンベリーなどで
コントロールします。
Step3. vsコンバットベース
次はコンバットベースです。
実際には正座ベースの相手は
あまりいないですよね？
スパイダーガードを
一度でも使ったことがある人は
分かるかもしれません。
まず正座ベースのときと同じ手順で、
相手の足を掬います。
相手の体重がスネに乗ったときは
スイープ出来ます。
正座ベースのときと
同じ手順でスイープが出来ます。
Step4. vsスタンド
しかしながらスタンドで対応してくる相手には
同様の手順でスイープが出来ません。
これは相手が立っているため
相手の体重を乗せるスネと相手の間に
スペースが生じているからです。
これでは
相手の体重を自分の真上に乗せること
ができません。
ではどうしましょう？
スネに乗せるのではなく、
腰に当ててつまづかせます。
まずフリーな足をマットにつけます。
マットに足がついた状態で
相手と反対側を向きます。
こうすることで
相手の足と自分の腰の距離が近づきます。
ここまできたらキックスパイダーを使って、
先ほどまでと同様にスイープできます。
最後に
基本のスイープですが、
日本トップレベルの基本を学べる
素晴らしい動画です。
スパイダーガードのテクニック動画は
正座ベースの相手を想定するものが多いです。
この動画のように、
コンバットベースやスタンドの相手を
想定する動画は非常に貴重です。
スパイダーガードを使う際に
かなり役立つので是非ご覧ください！
本日は以上です。
ご覧いただきありがとうございました！
参考
金古先生のSNSは以下の通りになります。
Twitter:@ichirokaneko
Instagram:Kaneko Ichiro/Instagram
金古先生の教則動画は以下になります。
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