本日のテクニック
キーナン・コーネリアス先生(@keenancornelius)による
レッグドラッグです。
今回はデラヒーバの相手に狙います。
キーナン先生といえばラペラガードですが、
他のテクニックも素晴らしいです。
特にトップゲームに関しては素晴らしいです。
ニコラス・メレガリ選手の猛攻に耐え抜いた
試合は驚異的でした。
そんなキーナン先生のレッグドラッグを
本日は紹介します！
テクニック詳細
詳細な手順を説明します。
各動画に関してもう一度見たい場合は
動画下に記載の時間を参考にしてください！
よろしくおねがいします。
Step1. vsパンツグリップデラヒーバ
相手のデラヒーバはパンツグリップです。
キーナン先生も実演していますが、
このグリップはなかなか切れません。
唯一切れる可能性が高いのは、
膝をマットにつく方法です。
この場合、
グリップを切った後は
オープンガードの展開になります。
このままでは
再度パンツグリップを作られてしまう可能性が
高いです。
Step2. 相手の足を引き上げる
キーナン先生はこの問題を解決するために
今回紹介するレッグドラッグを行います。
まず、直立な状態で
相手のフリーな足を自分のお腹に
まっすぐ引き上げます。
通常のレッグドラッグの場合、
身体を前傾姿勢にした状態で相手の足を流す、
まるで自分の腰に刀を差すような形ですよね？
キーナン先生は従来のレッグドラッグは
足の力が強い場合、流すのが難しい。
と説明しています。
Step3. お腹を突き出す
次のステップは
裾をつかんだ状態で踵の下を掴み、
足を前に出してお腹を突き出します。
このときの注意点が
相手に足を掴まれないようにすることです。
掴まれてしまうと
両足をコントロールされるので
スイープされてしまいます。
お腹を突き出す利点は他にもあります。
それはデラヒーバフックが弱くなることです。
さらにデラヒーバフックを弱めるために、
巻かれている足をよりお尻に近づけることも
ポイントの一つです。
Step4. レッグドラッグ
ついにレッグドラッグ、足を流します。
コンパスのように身体を使い、
相手の足を正面から腰横に流します。
足を流せたら、そのまま腰を真下に落とします。
確かにこの方法ならば
一般的なレッグドラッグよりも
容易に足を流せそうです！
相手が窮屈な姿勢を強いられているので
スピードもそこまで求められないですね！
Step5. パスガード
掴んでいたグリップを
相手の足を落とすグリップに切り替えます。
スプロールするようにして
そのまま真下に身体を落とします。
プレッシャーを抜かないことが大事です。
真下に落ちることと、
プレッシャーを抜かないこと。超重要です！
真下に落ちた後は
相手の腰をコントロールして
パスガードを完成させます。
柔軟性が高く足を回してくる相手でも
安心してください。
まっすぐ落ちることで
相手のおしりの動きがロックされます。
そして上半身が壁となり、
相手の足回しを無効化できます。
そのまま構わず
相手の腰のコントロールを狙います。
従来の方法は身体が曲がっているがゆえに
相手の足が有効活用されてしまうのです、、、
最後に
途中でも述べましたが、
このレッグドラッグに関しては
スピードはあまり重要ではありません。
手順に沿うことが出来れば
相手を確実にパスすることが出来ます。
キーナン先生の指導風景も
後半部分で見られます。
そして今回のレッグドラッグは
2020となっています。
キーナン先生は2022年現在、
さらにアップデートしている可能性大です。
興味がある方はぜひ深堀りしてみてください！
本日は以上です。
ご覧いただきありがとうございました！
参考
キーナン先生のSNSは以下の通りになります。
Twitter:@keenancornelius
Instagram:Keenan Cornelius/Instagram
キーナン先生の教則動画は以下になります。
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