こんなにもコンパクトに
まとまっているなんて、、、
- ダナハーシステムを学べる
- サドルポジションから
極める可能性が高まる - ジレンマの概念が理解できる
本日のテクニック
ジョン・ダナハー先生による
サドルポジションからの足関節技です。
ダナハーシステムが
コンパクトにまとまっているから
ジョン・ダナハー先生は
間違いなく世界の寝技レベルを
引き上げている先生です。
足関節技やバックアタックなど
ダナハーシステムを練習している方は
多いのではないでしょうか?
足関節教則動画

バックアタック教則動画

ダナハーシステムまとめ

そして教え子は世界トップ選手ばかりです。
- ゴードン・ライアン
- ゲイリー・トノン
- ニッキー・ライアン
- GSP(ジョルジュ・サンピエール) etc.
ゴードン・ライアン先生のような
グラップラーだけでなく、
GSP先生など
MMA選手の指導もされています。
私もダナハー先生の教則動画を
参考にして練習しています。
特に今回紹介する足関節技の教則動画は
非常に名作です。

とても長編ですが、
珍しく字幕付きなので
英語が分からない人にも
比較的良心的な動画だと思います。
この動画はダナハーシステムで肝となる
ジレンマを解説しています。
他のテクニックにも落とし込める
超重要なコンセプトです。
ぜひご覧ください!
- ダナハーシステムを学べる
- サドルポジションから
極める可能性が高まる - ジレンマの概念が理解できる
テクニック詳細
詳細な手順を説明します。
各動画に関してもう一度見たい場合は
動画下に記載の時間を参考にしてください!
よろしくおねがいします。
Step.1 サドルポジション
まずはサドルポジションからスタートです。
–動画 00:03開始–
サドルポジションは
多くの足関節技を狙える
かなり強力なポジションです。
- 内ヒール
- 外ヒール
- 膝十字
- トーホールド
- フットロック etc.
相手の片足を両足で挟んで、
足先が相手両足の間にあるポジションです。
ここで注意点があります。
サドルポジションで上から足を抱えると、
IBJJFルール(白~紫)では反則です。
“外掛け”と言われる形ですね。
忘れないように注意してください!
Step.2 フットロック
サドルポジションから
相手のフリーな足を脇で抱えます。
–動画 00:20開始–
フリーな足をコントロールすることで
相手のエスケープを制限します。
相手のエスケープを制限する
サドルポジションは
回転やキックでエスケープされることが
多いです。
フリーな足をコントロールすることで
相手の回転やキックを制限できます。
そしてジレンマを作ることができます。
ジレンマについては後ほど解説しますが、
非常に大切なコンセプトです。
ここからは
挟んでいる足を1の足、
抱えている足を2の足と呼びます。
2の足を押し込んで
相手の膝を曲げさせます。
抱えていた腕と自分の胸の間から、
反対の腕を通します。
通した腕で自分の腕の二頭筋をつかみ、
2の足を抱えます。
–動画 01:20開始–
バックチョーク(4の字,フィギャー4)と
同じ腕の形です。
このとき2の足は
脇にしっかり挟んでいます。
脇に挟んでいる腕のこぶしを握り締め、
タイトに足を挟みます。
挟んだ肩を落として
相手の方向を見るようにして
フットロックを極めます。
極め方はフロントチョークと
同じ極め方です。
Step.3 内ヒールのジレンマ
相手はこのフットロックを防ぐために、
自分の脇に挟んだ腕を抱えてきます。
このとき相手に無理に抵抗しなくて
大丈夫です。
なぜでしょうか?
–動画 02:00開始–
相手の狙い通りに腕を離すことで
相手との距離が生まれます。
そして1の足に内ヒールを極めます。
これがジレンマです。
一つのアタックを防いでも、
違うアタックが待っている状況
今回だと以下のジレンマです。
- フットロックを防がない
→フットロックが極まる - フットロックを防ぐ
→内ヒールが極まる
相手はどの対応をしても
極まってしまう状況ですね。
サブミッションで
一本を取りたい方にとって、
非常に大切なコンセプトです。
ほかに有名なジレンマでは
横三角絞めとキムラのジレンマがあります。
サブミッションだけでなく、
パスガードやスイープとも
組み合わせられます。
ぜひ自分だけのジレンマを
作ってみてください。
最後に
足関節技を練習してみたい方には
ぜひ一度見てほしい動画を紹介しました。
ダナハーシステムが
コンパクトにまとまっているから
ジレンマのコンセプトは
非常に大切なコンセプトです。
この動画ではフットロックの極め方のみ
詳しく説明しています。
内ヒールの極め方などは
ぜひ深堀りしてみてください!
- ダナハーシステムを学べる
- サドルポジションから
極める可能性が高まる - ジレンマの概念が理解できる
最後までご覧いただき、
ありがとうございました!
参考
ジョン・ダナハー先生のSNSは
以下の通りになります。
ジョン・ダナハー先生の教則動画は
以下になります。
足関節教則動画

バックアタック教則動画

ダナハーシステムまとめ

ダナハー先生一覧

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