山脇悠佑先生(新・柔術日記Channel) @YusukeYamawaki による
ヒップピンパス(Xパス)の動画です。
動画タイトルの通り、
基本のパスガードに
徹底的にこだわっています。
本日は山脇悠佑が運営されている
新・柔術日記の動画になります。
こちらのチャンネルを
いつも見られている方、
多いのではないでしょうか?
私もたくさん動画を見て勉強しています。
今回は基本のテクニックである
ヒップピンパスの動画を紹介します。
ヒップピンパスって
どういうパス?
相手の腰骨を抑えて
足を越えるパスガードです。
Xパスとも呼ばれます!
ヒップピンパスは
知らずしらずのうちに使用している方も多い
テクニックではないでしょうか?
基本的なテクニックであり、
非常に大切なテクニックです。
基本過ぎて見過ごしている方も
いるのではないでしょうか?
この動画を見て、
是非いま一度見直してみてください。
基本の質が上がると、
間違いなく柔術のレベルが底上げされます。
私も米倉大貴先生に
このパスガードを教わってから
パスガードができる回数が
圧倒的に増えました!
基本を見直して、
ライバルに差をつけましょう!
テクニック詳細
詳細な手順を説明します。
各動画に関してもう一度見たい場合は
動画下に記載の時間を参考にしてください!
よろしくおねがいします。
Step.1 道衣パターン
山脇先生のオススメは
膝の外側のギをつかむことです。
反対の手はしっかりと腰骨を押さえて
地面にピンをします。
–動画 00:15開始–
腰骨を押さえている手を支点にして、
後ろにステップバックします。
ステップバックすることで
自分と相手の間にスペースが生まれます。
出来たスペースに
膝を外からパンチすることで
パスガードします。
“膝を外からパンチする”
これが膝の外側をつかむ理由です。
パンチする方向は
相手の足を伸ばす方向です。
パスガードの仕方は二種類あります。
- ショルダードライブ
- ニーオンベリー
–動画 00:35開始–
- ショルダードライブ
肩は相手のお腹の上に乗せましょう。
そのまま乗せた肩で相手を抑えたまま
サイドポジションに移行します。
膝と肘で相手の腰を挟むとと、
相手のエビを防げるのでオススメです。
- ニーオンベリー
相手の足をさばいた後に、
そのまま膝をお腹の上に乗せます。
ショルダードライブよりも
上半身を高い位置で足をさばくと
エントリーしやすいです。
ニーオンベリーを作れると、
パスガードの3点だけでなく
ニーオンベリーの2点が獲得できます。
Step.2 道衣が掴めないorノーギ
先ほどと異なり、膝の内側を押さえます。
反対の手は変わらず
腰骨を押さえて地面にピンします。
横にズレながら
相手の膝を地面にピンします。
–動画 01:20開始–
ここで足を流すためのポイント!
膝の内側から
上側もしくは外側に手の位置を変える!
相手の膝の内側を押さえ続けることは、
足をさばくためには
適切な組手ではありません。
相手の足を押し込みたい方向に
最も力が出るようにしたいですね。
そのために
内側→上側もしくは外側に切り替えて
足を流しましょう。
ここで注意点!
膝のピンを決して弱めないこと!
膝のピンが弱いと
ガードリテンションで対応されます。
–動画 01:50開始–
そのため、腰骨のピンだけでなく
膝もしっかりとピンしましょう。
両方の腕に体重をかけることが大切です。
このパスガードでも
ニーオンベリーで
パスガードすることができます。
Step.3 抑え込み方
まずはショルダードライブ。
相手は肩を両腕で止めてきます。
–動画 03:05開始–
相手の両腕のフレームによって、
腰骨のピンが弱くなってしまいます。
この腰骨のピンが弱いと、
相手はエビでエスケープしてきます。
ではどうしましょう?
山脇先生は
逆サイドに飛ぶサイドチェンジを
オススメします。
–動画 03:50開始–
頭を相手の腰横について
頭を起点にして逆サイドにスイッチします。
一見難しそうな動きに見えますが、
個人的には三点倒立ができる方ならば
できるパスガードだと思いました。
そのためこの動きが苦手な人は
三点倒立を練習すると良いと思います!
続いてニーオンベリーのパターンです。
ニーオンベリーの際は
サイドポジションに変えます。
ニーオンベリーから
すぐに肘と腰を地面に落として
相手を押さえます。
このときは
相手と90度になることが大切です。
また乗り過ぎて
ブリッジで返されないように
注意しましょう!
Step.4 相手の脚が長いとき
ここで山脇先生から残念なお知らせが、、、
ヒップピンパスは、
相手と手足の長さが同じくらいのときのみ
通用します。
相手の足が長い時には通用しません。
そうなんです。
ヒップピンパスは、
腕が長い人がめちゃくちゃ有利なのです!
腕が長い人はガンガン狙いましょう!
では、相手の手足が自分よりも長い時は
どうすればいいのでしょうか?
山脇先生はジャンピングパスを
オススメします。
–動画 06:28開始–
ジャンピングパスは
相手の足をジャンプして越える
パスガードです。
この場合ですと、
外側の足を振り上げて
相手の足をジャンプして越えます。
パスガードするときは
ショルダードライブよりも
ニーオンベリーの方がオススメです。
このバリエーションまで覚えて
打ち込みをしましょう!
最後に
ヒップピンパスは
基本的なパスガードですが、
組手や足の越え方、抑え込み方など
様々なポイントがありますね!
山脇先生も説明する通り、
腕が長い人にはオススメのテクニックです。
腕が長く無くても
ジャンピングパスと組み合わせて
パスガードしましょう!
いつもやる動きだからこそ見直して、
練習してみる価値はあると思います。
私自身、米倉大貴先生に
このパスガードを教わり練習すると
めちゃくちゃパスガードが
できるようになりました!
基本の重要性を再認識した瞬間でした。
みなさんも基本の見直し&レベルアップで、
ガンガンパスガードしてみてください!
最後までご覧いただき、
ありがとうございました!
参考
山脇悠佑先生のSNSは
以下の通りになります。
YouTube
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