グラップリングの方が、
圧倒的にバックから逃げやすいよ。
- グラップリングの
バックエスケープが得意になる - バックエスケープで
マウントを取られなくなる
本日のテクニック
マテウス・ジニス先生による
バックエスケープです。(Matheus Diniz)
注意するポイントがシンプル明瞭なため
今回は以前紹介した
トーマス・ミッツ先生のエスケープと異なり、
グラップリングのテクニックです。
(過去の記事はこちら)
マテウス先生はこう説明します。
柔術よりもグラップリングの方が、
バックポジションからエスケープできる。
私自身、そう思います。
とはいえ、こう思いますよね?
![](http://world-bjj-library.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/man.png)
実際にバックを取られると焦るよ。
![](http://world-bjj-library.com/wp-content/themes/cocoon-master/images/woman.png)
ピンチなのは変わらなくない?
![](https://world-bjj-library.com/wp-content/uploads/2022/03/Base-150x150.png)
正論です。間違いありません。(笑)
ちゃんと練習しましょう。
心配しないでください。
この動画を見ればバッチリです。
この動画の素晴らしい点は、
注意するべき部分が
非常にシンプルで分かりやすい点です。
この注意点を意識すると
マウントを取られる可能性が激減します。
個人的にはマルセロ・ガルシア先生系の
テクニックは本当にシンプルで分かりやすい。
そう思っています。
動画の長さが短い点もオススメポイントです。
7分なのでサクッと視聴できます。
この動画を視聴して
ぜひバックポジションから
逃げまくってくださいね。
- グラップリングの
バックエスケープが得意になる - バックエスケープで
マウントを取られなくなる
テクニック詳細
詳細な手順を説明します。
各動画に関してもう一度見たい場合は
動画下に記載の時間を参考にしてください!
よろしくおねがいします。
Step.1 首を守る
相手がタスキを作り、
上の腕側に倒れたときを想定します。
この倒れ方は厄介です。なぜでしょうか?
それは、
自分の肩がコントロールされてしまうから
です。
まず何からすればいいのでしょう?
首を守ることですね。
- 首を死守すること!
トーマス先生のときと同様です。
首をすくめて
相手の腕が頸動脈を絞めるのを防ぎます。
ここで手の使い方にポイントがあります。
- 上の手で、相手の手甲を掴む!
上の手で、相手の手の甲を掴みましょう。
相手の手の向きに沿うようにして
指までつかみます。
もし、上の手で相手の下腕をつかむと
相手に内側から腕をコントロールされます。
腕がコントロールされると、
相手に2on1の形を作られてしまうので
オワコンです。
このポイント、忘れずに意識しましょう。
大切なのでもう一度。
- 上の手で、相手の手甲を掴む!
Step.2 クラッチを抜けてエスケープ
先ほどのポイントを意識して
相手の手を掴んだら、
両手のクラッチが解除された瞬間に
タスキから抜け出します。
タスキから抜け出した後は、
すぐに肩と頭をマットにつけましょう。
このとき
相手の片腕に対して両腕でつかむと
タスキから抜け出しやすいです。
- 相手の片腕を両腕でつかむ
ここで注意点!
- その場でブリッジしないこと
クラッチが切れて肩がマットに着いた後、
すぐにブリッジしてはいけません!
なぜでしょう?
それはその場でブリッジすると、
相手にマウントを取られるからです。
では、どうすればいいのでしょう?
マテウス先生はこのように説明します。
自分の肩のラインと相手の肩のラインが
一致もしくは越えるまで背中で歩く
背中でゴソゴソ?笑 歩いて、
相手の肩のラインまで自分の肩を登らせます。
三角絞めで担がれそうなときに行う動きと
同じです。
この状態でブリッジをしましょう。
- 肩のラインが揃ってからブリッジ
ブリッジすると
相手のクローズドガードに入ります。
もしくは、
相手がマウントを狙ってきたときは
そのままハーフガードを作ります。
このハーフガードは
相手の脇を差しているとても強い状態です。
そのままドッグファイトポジションに
持っていきスイープしましょう!
![](https://world-bjj-library.com/wp-content/uploads/2022/03/Base-150x150.png)
エスケープから
一気に2点取れます!
Step.3 クラッチが切れないとき
相手のクラッチが切れないときは
下腕を回して相手のタスキの中で
逆に自分がクラッチを組みましょう!
クラッチは自分の頬横あたりに組みます。
- 頬横でクラッチを組む
両腕を思いっきり伸ばして
相手のクラッチを切ります。
もし切れないときは
両腕を伸ばして出来たスペースに潜って
相手のタスキからエスケープします。
後は同じ手順です。
肩と頭をマットにつけて、
肩のラインが揃うまで背中で歩きします
ブリッジするとクローズドガード
もしくはハーフガードになります。
最後に
今回はグラップリングにおける
バックポジションのエスケープを
紹介しました。
このテクニックは注意するべき場所が
相手と自分の肩のラインと
シンプルな点が素晴らしいなと私は思います。
注意するポイントがシンプル明瞭なため
冒頭でも述べましたが、
確かにグラップリングの方が
バックポジションから
エスケープしやすいです。
しかし、練習しないと本番では焦りますよね。(笑)
ぜひこの動画を参考にして
練習してみてください。
7分ほどの動画なので
スキマ時間でも視聴できますよ!
- グラップリングの
バックエスケープが得意になる - バックエスケープで
マウントを取られなくなる
最後までご覧いただき
ありがとうございました!
参考
マテウス・ジニス先生のSNSは
以下の通りになります。
マテウス・ジニス先生
![](https://world-bjj-library.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/298ec7ed349007a9e66ee5d480e73a91.png)
このテクニックが収録されている教則
![](https://world-bjj-library.com/wp-content/uploads/cocoon-resources/blog-card-cache/e70c91f0c6cf13694535ae0a452503e4.png)
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