バックテイクされても大丈夫!マテウス・ジニス先生です。

Technique/テクニック

グラップリングの方が、
圧倒的にバックから逃げやすいよ。

この記事を読んだ後
  • グラップリングの
    バックエスケープが得意になる
  • バックエスケープで
    マウントを取られなくなる

本日のテクニック‪

マテウス・ジニス先生による
バックエスケープです。(Matheus Diniz)

紹介理由

注意するポイントがシンプル明瞭なため

今回は以前紹介した
トーマス・ミッツ先生のエスケープと異なり、
グラップリングのテクニックです。

(過去の記事はこちら)

マテウス先生はこう説明します。

Prof.Matheus Diniz

柔術よりもグラップリングの方が、
バックポジションからエスケープできる。

私自身、そう思います。

とはいえ、こう思いますよね?

実際にバックを取られると焦るよ。

ピンチなのは変わらなくない?

正論です。間違いありません。(笑)

ちゃんと練習しましょう。

心配しないでください。

この動画を見ればバッチリです。

この動画の素晴らしい点は、
注意するべき部分が
非常にシンプルで分かりやすい点です。

この注意点を意識すると
マウントを取られる可能性が激減します。

個人的にはマルセロ・ガルシア先生系の
テクニックは本当にシンプルで分かりやすい。

そう思っています。

動画の長さが短い点もオススメポイントです。

7分なのでサクッと視聴できます。

この動画を視聴して
ぜひバックポジションから
逃げまくってくださいね。

この記事を読んだ後
  • グラップリングの
    バックエスケープが得意になる
  • バックエスケープで
    マウントを取られなくなる

テクニック詳細

詳細な手順を説明します。

各動画に関してもう一度見たい場合は
動画下に記載の時間を参考にしてください!

よろしくおねがいします。

Step.1 首を守る

相手がタスキを作り、
上の腕側に倒れたときを想定します。

この倒れ方は厄介です。なぜでしょうか?

それは、
自分の肩がコントロールされてしまうから
です。

まず何からすればいいのでしょう?

首を守ることですね。

Point!
  • 首を死守すること!

トーマス先生のときと同様です。

首をすくめて
相手の腕が頸動脈を絞めるのを防ぎます。

ここで手の使い方にポイントがあります。

Point!
  • 上の手で、相手の手甲を掴む!

上の手で、相手の手の甲を掴みましょう。

相手の手の向きに沿うようにして
指までつかみます。

もし、上の手で相手の下腕をつかむと
相手に内側から腕をコントロールされます。

腕がコントロールされると、
相手に2on1の形を作られてしまうので

オワコンです。

このポイント、忘れずに意識しましょう。

大切なのでもう一度。

Point!
  • 上の手で、相手の手甲を掴む!

Step.2 クラッチを抜けてエスケープ

先ほどのポイントを意識して
相手の手を掴んだら、
両手のクラッチが解除された瞬間に
タスキから抜け出します。

タスキから抜け出した後は、
すぐに肩と頭をマットにつけましょう。

このとき
相手の片腕に対して両腕でつかむと
タスキから抜け出しやすいです。

Point!
  • 相手の片腕を両腕でつかむ

ここで注意点!

※注意※
  • その場でブリッジしないこと

クラッチが切れて肩がマットに着いた後、
すぐにブリッジしてはいけません!

なぜでしょう?

それはその場でブリッジすると、
相手にマウントを取られるからです。

では、どうすればいいのでしょう?

マテウス先生はこのように説明します。

Prof.Matheus Diniz

自分の肩のラインと相手の肩のラインが
一致もしくは越えるまで背中で歩く

背中でゴソゴソ?笑 歩いて、
相手の肩のラインまで自分の肩を登らせます。

三角絞めで担がれそうなときに行う動きと
同じです。

この状態でブリッジをしましょう。

Point!
  • 肩のラインが揃ってからブリッジ

ブリッジすると
相手のクローズドガードに入ります。

もしくは、
相手がマウントを狙ってきたときは
そのままハーフガードを作ります。

このハーフガードは
相手の脇を差しているとても強い状態です。

そのままドッグファイトポジションに
持っていきスイープしましょう!

エスケープから
一気に2点取れます!

Step.3 クラッチが切れないとき

相手のクラッチが切れないときは
下腕を回して相手のタスキの中で
逆に自分がクラッチを組みましょう!

クラッチは自分の頬横あたりに組みます。

Point!
  • 頬横でクラッチを組む

両腕を思いっきり伸ばして
相手のクラッチを切ります。

もし切れないときは
両腕を伸ばして出来たスペースに潜って
相手のタスキからエスケープします。

後は同じ手順です。

肩と頭をマットにつけて、
肩のラインが揃うまで背中で歩きします

ブリッジするとクローズドガード
もしくはハーフガードになります。

最後に

今回はグラップリングにおける
バックポジションのエスケープを
紹介しました。

このテクニックは注意するべき場所が
相手と自分の肩のラインと
シンプルな点が素晴らしいなと私は思います。

紹介理由

注意するポイントがシンプル明瞭なため

冒頭でも述べましたが、
確かにグラップリングの方が
バックポジションから
エスケープしやすいです。

しかし、練習しないと本番では焦りますよね。(笑)

ぜひこの動画を参考にして
練習してみてください。

7分ほどの動画なので
スキマ時間でも視聴できますよ!

この記事を読んだ後
  • グラップリングの
    バックエスケープが得意になる
  • バックエスケープで
    マウントを取られなくなる

最後までご覧いただき
ありがとうございました!

参考

マテウス・ジニス先生のSNSは
以下の通りになります。

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