素晴らしい興行でしたね。
まだ観ていない方は、
ぜひチェックしてください!
今回は久々にゴリゴリの主観で書きます。
前半は、僕が選ぶ名試合。
後半は、気になったテクニックを。
ぜひ最後までご覧ください。
名前などは僕のいつもの呼び方です。
肩肘張らずに読んでくださいね。
それでは行ってみよう。
Let’s Go!!!
記事の途中に
見逃し配信リンクを貼ります。
気になった試合があった方は、
ぜひすぐにチェックを!
BJJ INDEXが選ぶ名試合
個人的に凄いなと感じた試合を
ピックアップしていきます。
1番盛り上がった試合
伊藤盛一郎vs野村優眞
間違いなくこのカードが、
会場の熱を高めました。
盛一郎君の投げへのリアクションが、
本当にネコ科の動物みたいでした。
「UNRIVALED 2」
— Jiu Jitsu NERD (@Jiu_Jitsu_NERD) March 2, 2023
-65.8kg UNRIVALED GIルール
○野村優眞(PATO STUDIO)
vs
×伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜GROUND SLAM)
クリーンテイクダウンによる一本勝利が認められているドーギマッチ。野村は前回大会でそのルールを生かし、すくい投げで一本勝利。
■大会レポ⇒https://t.co/mIywAoasLd pic.twitter.com/G6H3FRj71C
野村さんが投げても投げても、
背中をマットにつけず1本を防ぐ。
その中でポイント度外視で、
色々なところから
サブミッションを狙ってくる。
引き込みながらの腕十字は、
自分も練習で取られます。
本当にエスケープしにくい!
投げても1本が取れない、
気を抜いたら極めが来る。
腕十字めちゃくちゃ焦った pic.twitter.com/yrV0Vlc7I6
— 野村 優眞 (@yuma3534) February 26, 2023
野村さんが引き込んだら全て解決です。
特にラペラを巻いたら、圧倒的に有利です。
それでも、
野村さんが安易に引き込まず、
スタンドにこだわり続けたおかげで
あの白熱した試合が作られました。
盛一郎君・野村さんの
2人だからこそ出来た試合だと思います。
極上の時間をありがとうございました。
再戦を楽しみにしています。笑
ベストバウトの声も上がるこの試合。
まだの人は今すぐチェックしてほしいです。
1番盛り上がった瞬間
イゴール・タナベvsジェイコブ・コウチ
イゴールがタップアウトさせた瞬間、
会場のボルテージはMAX!!!
この試合は、
海外勢と日本のトップ選手がぶつかる試合。
ジェイコブ・コウチは、
2022年のワールドノーギ茶帯無差別で
優勝している世界トップレベルの選手です。
足関節技を得意としていて、
セミナーでもフットロックを教わりました。
重量級で半端なく強いジェイコブ・コウチ。
日本で対抗できるのは、
イゴール・タナベしかいないでしょう。
そしてセコンドは、
僕の友達でもある大貴。
ジェイコブ・コウチの
足関節技に備えてでしょう。
個人的には、
イゴールが仲の良い
ロベルト・ヒメネスを倒した
ヒールフックに対して
どのように対応するのかが気になっていました。
そして、試合開始。
試合内容としては、
ジェイコブ・コウチの足関節技を
しっかりデフェンスしたイゴール。
大貴のセコンドも素晴らしかった。
最高です。 pic.twitter.com/oxsZ6wrrb8
— 米倉大貴 (@daikibjj) February 26, 2023
コウチが得意とする
フォールスリープも完封していました。
そしてパスからのバックチョークで、
イゴール・タナベの勝利。
「UNRIVALED2」バックチョークで一本勝ち出来ました!
— イゴール タナベ (@fatninjabjj) February 26, 2023
関わって頂いた皆様に心から感謝しております!!
日本のグラップリングの強さを見せれて何より嬉しいです、まだまだ僕は上へ行きます!
応援ありがとうございました🙏 pic.twitter.com/8sdfgiigby
会場のボルテージもMAXになりました。
あのパスは早すぎる。笑
イゴールには、
世界トップクラスの選手とまた戦ってほしい。
もちろん日の丸を背負って。
🇯🇵🇯🇵🇯🇵🇯🇵🇯🇵🇯🇵
— イゴール タナベ (@fatninjabjj) February 27, 2023
📷: @boutreview pic.twitter.com/IhlxHYl071
イゴールが日の丸を背負う姿は、
本当に感動するよね。
コウチ選手は負けたけど、
観客一人一人に試合後は握手。
試合後、全てのお客さんに握手する
— 石黒翔也@次戦UNRIVALED2 (@syoyabjj) February 26, 2023
ジェイコブカウチ
裸なのも含めてナイスガイすぎる pic.twitter.com/0arTa5KBiX
応援したいと思わせてくれる選手でした。
また日本に来てね!
会場が一つになった試合
岩本健汰vsウィリアム・タケット
15分が一瞬に感じた試合でした。。。
そして、メイン。
先ほど記したイゴールの勝利、
その前に行われた
ムリーロ・タケシ・ソウザ選手の敗北により
海外勢との戦績が1勝1敗に。
大学・大学院の同級生であり、
いつも指導してもらっている
モッティーに何とか勝って欲しい。
そして、このチャンスを掴んでほしい。
そう思って観ていました。
スタンドの攻防、足関節技の攻防、
ボディロックパスなど
息つく間のない試合内容でした。
次に向けて変わらず頑張ります。スポンサーありがとうございました。🙏🙏@bjj_laboratory #株式会社FutureMatrix
— イワモッティ(Kenta Iwamoto) (@BjjspunkyK) February 27, 2023
昨日の試合はhttps://t.co/b9w5qNjrEb で見れます。 pic.twitter.com/M9FTUN1dsp
会場で観戦している方の全員が
固唾を飲んでいたと思います。
序盤に4ポイントを先行され、
ゲーム展開は苦しい展開に。
それでも無尽蔵のスタミナと、
確かな技術で勝利を狙い続けていました。
ウィリアム選手からすると、
勝っているのに苦しい試合だったと思います。
残り時間が少なくなるにつれて、
自然と会場がモッティーの応援で一つに。
残念ながら負けてしまったけど、
感動しました。
あと半年有れば絶対超えれる。ありがとうございました。
— イワモッティ(Kenta Iwamoto) (@BjjspunkyK) February 26, 2023
日本一のグラップラーとして、
今後も海外勢と試合をして、
ガンガン勝ってほしいです。
また指導と練習もよろしくお願いします。
試合に関しての記述はここまで!
気になったテクニック
ここからは
気になったテクニックについて
触れたいと思います。
2人の足関節技の違い
近い足を取るか?
遠い足を取るか?
今回気になったのは、
足関節技のエントリー。
須藤選手と翔也のエントリーの違いです。
須藤 拓真
先に須藤選手から。
須藤君は近い足を狙うスタイルでした。
須藤君は極まり手としては、
アオキロックで勝利しました。
取り急ぎ青木ロックで勝ちました!
— 須藤 拓真 (@sudoh0000) February 26, 2023
応援して頂いた方々ありがとうございます❗️ pic.twitter.com/89Bb9zZWuN
レスリングベースの河名選手に対して、
距離を離されないように密着して引き込み。
ハーフバタフライのような形から、
バックステップしてカニバサミかな?
ハーフガード上から
似ているエントリーをすることはありますが、
下からこのエントリーは
僕はやったことがないので教わりたいです。
距離を離さないコツなどが
気になる。。。
しかも、回る方向が普通と逆なのでは?
そう感じました。
フォールスリープと同じならば、
相手の下に潜るようにエントリーします。
いわゆる内回りです。
しかし、
今回は内回りではなく、
おでこをマットにつけるようにして
逆側に回っていました。
外回りです。
もちろん内回りも出来ると思うのですが、
外回りをする条件など色々聞きたいな。
プラレ、やっていますか?笑
面白いテクニックを、
ありがとうございました。
そして、勝利おめでとうございます。
石黒 翔也
続いて、翔也。
須藤選手とは反対に、
遠い足を狙っていました。
身体付きがエグすぎる猿田選手に、
ハーフガードやKガードからの
エントリーが多く見受けられました。
結果は膝十字で、翔也の勝利。
引き込み-2→場外逃避→スタンド再開
— 石黒翔也@次戦UNRIVALED2 (@syoyabjj) February 26, 2023
を3回繰り返してからの一本!
俺の足関から誰も逃げられないよ pic.twitter.com/LcPUTyVhuP
翔也の足関節技へのエントリーを見て、
ディープハーフって良いなと思いました。
遠い足を掬ったときに、
ディープハーフのような形でコントロール。
相手が立ってきたときは、
ワンレッグXやXなどを経由して足関節技へ。
頭を跨いできた場合は、
後ろから足関節技を狙う。
相手との距離を離すことなく、
足関節技にエントリー出来るなと思いました。
遠い足を掬う足関節技へのエントリーは、
スプロールされて逃げられることが多いけど、
この形はなかなか練習したことがなかった。
ちょっと練習してみたいと思います。
そして、翔也。
改めて、勝利おめでとう!
柔術のプロマッチで負けた過去があり、
並々ならぬ思いで臨んでいた翔也。
#UNRIVALED2
— 石黒翔也@次戦UNRIVALED2 (@syoyabjj) February 26, 2023
膝十字で一本勝ち。
忘れもしない4年前。
僕は茶帯時代猿田選手に道着のプロマッチで敗れました。
MMA選手に負けた自分は柔術家としての自信を失い、仕事も上手くいきませんでした。
どん底に落ちたならば後は上がるだけだと信じて日々淡々と練習をしました。
黒帯になってから pic.twitter.com/dLp4194cPh
他人の勝利ですが、
素直に嬉しいです。
ADCCなども楽しみにしているね!
当日、何していたの?
仕事していました!笑
私はプロモーターの斉藤社長に
声をかけていただき、
スコア係として現地参戦しました。
当日はポイントのことで、頭はいっぱい。
大きなミスは無く、終えることができました。
特に、モッティーの試合はヒリヒリしました。
試合を楽しむのは、後日配信で。
もちろん配信でも、
素晴らしさを体感しました。
この興行が何度も続けられるように、
ぜひたくさんの人にPPVを購入してほしい。
視聴可能期間はかなり長いので、
取り敢えず購入して
時間のあるときに視聴してみてください。
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