柔術でもゴードン・ライアン先生になりたくない?RVV BJJ先生です。

Technique/テクニック

本日のテクニック‪

RVV BJJ先生による
フロートポジションからのパスガードです。

Gordon Ryan Guard Pass Troubleshooting Part 15 – How to make the Float Position work in the Gi

フロートポジションとは、
ゴードン・ライアン先生がよく使用する
トップでのポジションのことです。

ゴードンライアン先生は
いまグラップリングのNo.1選手です!

Gordon Ryan Explains His Guard Passing System

デラヒーバで足を跨いだ状態から
両手を相手の頭付近について浮いた状態で
バランスを取るポジションになります。

–動画 01:45開始–

グラップリングで他の選手もよく使用する
超強力なポジションです。

今回は
柔術でフロートポジションを使うには?!
と解説した動画です。

テクニック詳細

詳細な手順を説明します。

各動画に関してもう一度見たい場合は
動画下に記載の時間を参考にしてください!

よろしくおねがいします。

Step1. vsデラヒーバ

まず、柔術とグラップリングでは
何が違うでしょうか?

やはりグリップの有無が大きいですよね。

グラップリングでは掴めない箇所も、
柔術ではほとんど掴めます。

今回対象としたデラヒーバにおいては
以下のグリップが考えられるでしょう。

  • パンツグリップ
  • 襟グリップ
  • 袖グリップ

どのグリップも非常に厄介です。

一つづつ潰していきましょう!

Step2. vsパンツグリップ

まずパンツグリップの相手に対してです。

グラップリングと同様に
バックステップやシンフックを使って、
パスガードを試みます。

–動画 00:45開始–

しかし相手のパンツグリップが強力で、
すぐに戻されてしまいます。

このままではパスすることが出来ません。

さらに反対のズボンも掴まれてしまったら、
強力なシンフックを作ることも出来ません。

ではこの場合どうすれば良いのでしょうか?

RVBJJ先生は2つの方法を提案しています。

  • 脇を差す
  • ギロチン

–動画 02:45開始–

1つ目は脇を差すことです。
相手のデラヒーバ側の脇を差します。

相手はパンツグリップのため、
どうしても脇にスペースが
空いてしまいます。

そのためトップの選手は
簡単に脇を差すことが出来ます。

2つ目はギロチンです。

相手は両腕でパンツを掴んでいるため
首を守る方法がありません。

一方、トップの選手は両腕がフリーです。

片腕で相手の顎をカップして、
反対の腕でマットに手をついて
バランスを取ります。

このとき相手の顎を
しっかりと捻ることが大切です。

顎を抱えた腕の肘をマットにつき、
そのままマウントに移行します。

–動画 02:58開始–

Step3. 襟グリップ

次は襟を掴まれたときの対応です。

柔術ではデラヒーバを作るとき、
襟を掴む選手は多いですよね?

この場合はまず
シンフックを使ってパスガードします。

–動画 03:45開始–

両手をしっかりと前について、
重心をしっかりと両手にかけます。

シンフックをセットした後は、
腰を切ってパスガードです。

下半身の力を使って
相手のグリップを切るイメージです。

他のトラブルシューティングとして
襟を掴んでくる相手は下から強引に
十字絞めを狙ってくることがあります。

この場合、
相手に引き付けられてしまっては
極められてしまいます。

そのため両手を使って、
身体を前に前に進めます。

–動画 06:00開始–

手押し車のようにして
相手の腕をバンザイさせるような
イメージです。

バンザイさせることが出来ると
そのままマウントを取ることが出来ます。

身体を前に進めることが出来ないときは
相手の腕の内側に腕を差します。

両腕のフレームを使用して
グリップカットします。

このときしっかりと胸を張ることが大切です。

Step4. vs袖グリップ

次に袖を掴まれたときの対応です。

袖を掴まれたままでは
両腕の位置をズラされて
パスガードしにくいかもしれません。

–動画 08:30開始–

しかしシンフックを作ることが出来れば
すぐにパスガードできます。

しっかりと両手に重心をかけて、
シンフックをセットします。

セットしたシンフックを伸ばして
パスガードします。

サイドポジションよりも
ニーオンベリーで抑えるのがベターでしょう。

重心が後ろの際、
ヘッドクォーターポジションの場合は
そうはいきません。

両袖を掴まれたままだと
両手をマットに着こうとした際に
後転スイープを食らってしまいます。

そのためまずは相手の片腕を直接掴み、
胸を張って片腕のグリップを切ります。
その後、反対の腕のグリップも切ります。

–動画 09:50開始–

ちょっと面倒な方は事前に防ぎましょう。

フロートポジションに入る際に、
袖のグリップを作られないポイントは
相手の二頭筋を押さえることです。

ヘッドクォーターポジションから
組手争いをしている際に、
直接相手の二頭筋を押さえつけます。

–動画 10:10開始–

そうすることで
スムーズにフロートポジションを
作ることが出来ます。

最後に

フロートポジションには
たくさんのオプションがあります。

  • ニースライス
  • スマッシュ
  • シンフック
  • バックステップ
  • レッグドラッグ
  • ギロチン
  • キムラ etc.

トップポジションにおける
ガードポジションのようなものです。

トップから圧倒的に攻め続けたい方は
ぜひご覧ください!!
必見の動画です!

Gordon Ryan Guard Pass Troubleshooting Part 15 – How to make the Float Position work in the Gi

最後までご覧いただき、
ありがとうございました!

参考

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Instagram

RVBJJ先生のYou Tubeチャンネルは以下の通りになります。

RVBJJ/You Tube

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