学級経営という言葉はご存知ですか?
こんなあなたにオススメ!
世界最高の学級経営 成果を上げる教師になるために
World BJJ Libraryと名付けた手前、
本の紹介も始めますね。
今回、紹介する本はこちら。
世界最高の学級経営
成果を上げる教師になるために
学校の先生だけでなく
多くの人に活かせるテクニックだと
実際に読んで感じたので今回紹介します。
特に人に教える機会がある人は、
必読の本です。
それでは掘り下げてみます!
学級経営とは?
まず、学級経営って言葉を
聞いたことありますか?
聞いたことない。。。
初耳!
このような人が多いのではないでしょうか?
私自身、この書籍で初めて聞いた言葉でした。
書籍の中では以下のように説明されています。
つまり
どのように日々のクラス(学級)を
運営(経営)していくか?
これが学級経営です。
なぜ学級経営が大事なのか?
本では飲食店の経営を例に考えていますが、
この記事ではスポーツジムを例に
考えてみましょう!
超一流の競技スキルを持っているAさんが
いるとします。
競技スキルだけで、
スポーツジム経営は余裕でしょ!
と意気込んでいますが、
果たして成功すると思いますか?
・
・
・
まあ、思いませんよね。(笑)
経営者として成功するには、
多くの事柄に精通している必要性があります。
- 経理
- 地域のルール
- 従業員や顧客との接し方
- 器具や備品への理解 etc.
超一流の競技スキルを持つことよりも、
大事なことは
スポーツジムを経営することです。
これを先生に当てはめると、
一流の競技スキル→教職の免許や専門知識
スポーツジムの経営→学級経営
少し極端な例ではありますが、
先生において学級経営が大切な理由が
わかりましたでしょうか?
でも、これって例に出した
スポーツジム経営のように
他にも多くの例に当てはまりそうですよね?
読んだ経緯
ここで私が読んだ経緯を。
この経緯を読んでいただけると、
なぜ多くの人に読んでほしいか分かります。
知人から
オススメされて読みました!
私の知人に
中学校の先生をやっている方がいます。
先生という仕事が好きで、
人に教えるのにも
一生懸命なイメージを持っていました。
私も好きなブラジリアン柔術で
人に教える機会があるので、
何か参考に出来る部分はないかと
彼女に聞いてみました。
先生として働く上で
何か参考にしている本とかない?
学級経営の本は、
とても参考にしている。
先生以外にも活かせるから、
ぜひ読んでほしい。
そうなんです。
実はモノホンの先生からオススメされて
しかも内容が素晴らしかったのです。
実はこの本は、彼女自身が持っていた
先生としての悩みを
解決してくれたらしいです。
彼女は教師として1年目は
ガムシャラに突っ走ったそうです。
しかし、何か違う。
このまま同じやり方を続けていても、
絶対に上手く行かない。
そう感じたらしいです。
そんなときにこの本を読み、
この本の通りに学級経営を行いました。
結果は大成功。
- 日々のクラスの雰囲気がよくなる。
- 行事ごとへの取り組み方も熱心になる。
- 生徒の成績も向上。
先生としての仕事がより楽しくなり、
教師ライフを変えた一冊だそうです!
読んで良かった点
ここからは、
実際に読んで良かった点を紹介します。
教え方が0から学べる
この本は、教師に向けて
よい教師になるためのHowTo本です。
特に新任教師の方が読むべき本です。
そのため、
まさに0から教え方を説明しています。
説明の仕方は、
成果を上げる教師の特徴を深掘りする形です。
学級経営を通じて、
教える際の心の在り方、
教える際の環境づくり、
教えた相手に学びと達成をもたらす方法。
この全てがこの本から学べます。
しかも、心の在り方などのように
本当に初歩の初歩、
まさしく0から学べるなんて
素晴らしいと思いました。
教え方って、
なかなか教わるものではないですよね?
見て盗め!
背中で覚えてください!
今まで聞いたことがある
セリフではないですか?(笑)
このように教わっていたら、
自分はどうやって教えれば良いのか
わからないですよね?
でも、大丈夫です。
先ほど述べたように
0から学べるこの書籍を読めば、
教え方はバッチリです。
表の比較が多い&明快
実はこの本、
非常に読みやすいポイントがあります。
それは
表の比較が多い&明快な点です。
どの項目に関しても
- 成果を上げる教師
- 成果を上げられない教師
この2パターンで比較しています。
表にして対比している箇所が多いので、
文章を読みながら
内容をしっかりと整理できます。
文章だけだと、
正直読んでいて疲れますよね。
表が多いことのメリットをもう一つだけ。
それは気になる箇所に
すぐに戻れることです。
表があることで一度読み終わった後でも、
気になった箇所に戻ることも簡単にできます!
これは文章だけでは
なかなかできないことですよね?
先生以外にも応用可能
この書籍では基本的には
教育者に向けて書かれています。
読んで思ったのですが、
もっと当てはまると思いました。
本当に色々な分野に活かせると思います。
だって、こんなことも説明しているのです!
- 子どものお行儀をよくする方法
- 学習を妨げない出欠の取り方
- 学びを促すテストの作り方
- 正しい評価の仕方
この一覧だけでも、
何か活かせそうな部分を感じませんか?
注意点
ここで注意点。
この本では、
Chapter3のⅨとⅩ・Chapter4が重要と
説明しています。
が、そこだけ抜き取って読むことは
オススメしません。
段階を踏んで読むことをオススメします。
なぜならば、
本の中でこのように説明しているからです。
この書籍の特徴である
0から学べるという利点を活かして、
先頭からしっかりと読むことを
オススメします。
学級経営のスキルが身につけば、
必ずあなたの教える力は向上します!
まとめ学級経営って学ぶべき?
断言します。
学級経営は、必ず学んだほうがいいです。
先生だけでなく、
多くの人にとって有益となるスキルです。
学級経営を通じて、
なかなか教わることのできない
教え方を学ぶこともできます。
ぜひこの本を読んで
人生の肥やしにしてください!
読んだ際には
コメント等をいただけましたら
嬉しいです。
最後までご覧いただき
ありがとうございました!
参考
【もくじ】
CHAPTER1 基本的な理解――「教師」
よい教師になるためには、「成果を上げる教師の3つの特徴を知り、実践すべきである
Ⅰ どうして「学級開き」が大切なのか
Ⅱ 成果を上げる教師とは
Ⅲ 新任教師として順調なスタートを切る
Ⅳ 子どもの達成度の差を縮める
Ⅴ 研究に基づいた、実績のあるやり方がなぜ有効なのか
CHAPTER2 第一の特徴――「前向きな期待」
成果をあげる教師は、子どもに対して前向きな期待を持ち続ける
Ⅰ どうして前向きな期待が大事なのか
Ⅱ 子どもたち全員を成功に導く
Ⅲ うまくいく教師の身だしなみ
Ⅳ 子どもに学ぶ意欲を
Ⅴ どうしたら子どもはお行儀よくなるのか
CHAPTER3 第二の特徴――「学級経営」
成果を上げる教師は、学級経営が抜群にうまい
Ⅰ 学級経営を成功させるために
Ⅱ 教室の準備をする
Ⅲ 子どもに自己紹介をする
Ⅳ どのように席順を決め、発表するか
Ⅴ 子どもを変える授業の始め方
Ⅵ いつ、どのように出欠を確認するか
Ⅶ 成果を上げる教務手帳
Ⅷ 子どもを変える秩序の保ち方
Ⅸ クラス内の手順を守ることを教える
Ⅹ 手順があると、学びの機会が増える
CHAPTER4 第三の特徴――「授業を極める」
成果を上げる教師は、子どもの学びを確かなものにするための授業デザインの方法を知っている
Ⅰ 成果を上げる課題のつくり方
Ⅱ 学びを促すテストとは
Ⅲ 学びを評価する
Ⅳ 学びを促す
CHAPTER5 未来に向けて――「教師の道を究める」
教師はプロの教育者になるため、常に学び、成長するものである
Ⅰ 教師のリーダーになるには
エピローグ 成果を上げる教師の文化を広げていく
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