トラックポジション。
それはあなたのグラップリングの上達を
爆発的に伸ばしてくれるテクニックです。
こんなあなたにオススメ
本日のテクニック
今回はジオ・マルティネス先生による
トラックポジションへのエントリー20種です。
(Geo Martinez)
トラックポジションは
知っていますか?
相手の足にツイスターフックを作った状態で、
反対の足をコントロールするポジションです。
エディ・ブラボー先生が率いる
10th Planetのテクニックですね。
トラックポジションは、
アタックの選択肢が多いポジションです。
- 股裂き
- カーフスライサー
- ツイスター
- バックチョーク
- バックテイク etc.
このようにアタックの選択肢が多いので、
たくさんのカメラを切り替える
TV中継用のトラックが
名前の由来と聞いたことがあります。
(間違っていたらすみません。)
そんな優秀なトラックポジションへの
エントリーはほとんどベリンボロと同じです。
なので、ベリンボロがすでに得意な人は
必ず武器になります。
回転系かよ。。。
難しそう。。。。
そんなことを思わないでください。
「よっこらせ。」
そんな言葉が出るくらいに、
ゆっくりできる優しいエントリーもあります。
ジオ先生は20種類も紹介していますので、
必ずあなたに合ったエントリーが
見つかります。
なので、ノーギのバックテイクを
覚えたい方は必見です!
ちなみに。。。。
ノーギでバックテイクが
できるようになると、
足関節技にガンガンカウンターが
取れるようになります!
ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読めば、
あなたもトラックマスターです!
詳細
詳細な手順を説明します。
動画も添えてありますので、
参考にしてください。
よろしくおねがいします!
20種類も動画を埋め込んだので、
重いページになっているかもしれません。
ご了承ください。
Step.1 No.1~No.5
No.1 3/4マウント→トラック
基本のエントリーです。
相手のお尻方向を向くように
角度を変えます。
前転するように回転して
トラックポジションにエントリーします。
No.2 サイド→後ろ袈裟→トラック
サイドポジションから
後ろ袈裟固めの形を作ります。
片足を相手に絡ませた後に、
回転してエントリーします。
No.3 両足担ぎ→スタック→トラック
シッティングで座っている
相手の足をつかみます。
つかんだ相手足のつま先を
マットまで押し込みます。
このように相手をスタックすると、
相手のおしりの下にスペースができます。
出来たスペースに滑り込むと、
簡単にトラックポジションにエントリーできます。
No.4 カメ上→トラック ver.1
このエントリーの仕方は、
相手の遠い足をつかんだら
後ろに倒れるようにしてエントリーします。
この方法ならば、
回転系の動きが苦手な人も
トライしやすいのではないでしょうか?
No.5 カメ上→トラック ver.2
こちらは4.と変わって前転するように
回転してエントリーします。
3/4マウントからのエントリーが
できていれば、
こちらのエントリーもできる可能性は大です!
Step.2 No.6~No.10
No.6.キスオブザドラゴンへのカウンター
→トラック
リバースデラヒーバから
内回りでバックを狙う技、
キス・オブ・ザ・ドラゴンへの
カウンターでエントリーします。
相手の股の間に飛び込むようにして
エントリーします。
すこし難易度は高いです。。。
No.7 キスオブザドラゴン→トラック
6.とは逆に今度はボトムから。
キスオブザドラゴンから
相手のバックにまわり、
両足で膝裏フックを作ります。
相手を上にあおって、
空中で足をセットすれば
トラックポジションの完成です!
No.8 スマッシュパス→3/4マウント→トラック
相手の両足フックに対して、
スマッシュパスにエントリーします。
外側の膝を相手のお腹の前に移動させて、
前転するように回転します。
No.9 ハーフガード→ドッグファイト→トラック
ハーフガードから脇を差して、
ドッグファイトの展開に繋げます。
相手の背中方向に周り
遠い足に対して
ツイスターフックをセットします。
残りの足もつかみ、
引き寄せるようにして
トラックポジションを作ります。
No.10 スタック→ガブリ→トラック
シッティングの相手をスタックすると、
カメになってくることがあります。
その場合はガブリましょう。
トラックポジションに
エントリーする大チャンスです!
Step.3 No.11~No.15
No.11 ハーフガード→アームドラッグ
→トラック
ハーフガードから相手の腕を流す
アームドラッグを仕掛けます。
相手の遠い足をつかんで倒れるようにして、
トラックポジションにエントリーします。
No.12 ハーフガード→ドッグファイト
→ロールオーバースイープ→トラック
ハーフガードから9.と同様にして、
ドッグファイトにつなげます。
そこから後ろに回るのではなく、
ディープハーフに入るようにして潜ります。
相手の真下に入り、
トラックポジションを作ります。
No.13 デラヒーバ→ベリンボロ
→トラックポジション
デラヒーバから後ろに相手を崩します。
ベリンボロからツイスターフックを作り、
トラックポジションに繋げます。
No.14 バックポジション→トラック
たすき掛けのバックポジションから
トラックポジションを作ります。
バックチョークだけでなく、
ツイスターなども狙いたい人に
オススメのテクニックです。
個人的な意見ですが、
ここまで狙う必要性がある?っていう
テクニック、大好きです。笑
No.15 アンクルピック→トラック
シッティングの状態から
アンクルピックで相手をスイープします。
倒れた相手に向かって
前転するようにして、
トラックポジションにつなげます。
Step.4 No.16~No.20
No.16 サイド→スタック→トラック
サイドポジションのときに
背中を向けてきた相手に狙います。
相手の両足を下から抱えて
スタックします。
おしりの下に出来たスペースに滑り込み、
トラックポジションを作ります。
No.17 前転→トラック
シッティングの相手にそのまま前転して、
トラックポジションを作ります。
少し怖いですね。笑
No.18 キムラロール1→トラック
17.と同様にシッティングの相手に狙います。
相手の片腕にキムラロックを作って前転します。
相手の浮いたおしりの下に滑り込み、
トラックポジションにつなげます。
No.19 キムラロール2→トラック
18.と全く違いが分かりません。笑
分かり次第、編集します。
No.20 クローズドガード→アームドラッグ
→トラック
クローズドガードから
アームドラッグで攻めます。
カメのようになった相手に足を差し込み、
トラックポジションにつなげます。
目指せ!トラックマスター!
いかがだったでしょうか?
アタックの選択肢が多い
トラックポジションへのエントリー20種でした。
20種類もあるので
これからノーギのバックテイクを
覚えたい方は必見の動画です。
回転系の技が多いので、
すでにベリンボロが得意な人は
必ず武器になります。
足関節へのカウンターも、
ガンガン狙ってくださいね。
トラックポジションについて、
もっと詳しく学んでみたい方は
以下の教則をチェックです!!
個人的な感覚ですが、
セールで安くなることが多いです。
コメント
18.19の違いはジオさんが立ってるか両膝付いてるかですかね…?